米作りのこだわり

化学肥料を使わない【新潟県認証 特別栽培米 コシヒカリ】
(厳選八蔵、里の蔵、麻蔵、胚芽玄米)

  • 3月中旬、微生物農薬による種子消毒
  • 3月末、畔塗(あぜぬり) 水が外に流れないように土を盛る
  • お米の品種と田んぼの場所により、5月初旬、中旬の二段階に分けて田植え

● 化学肥料を一切使わない、豚肥完熟堆肥栽培。

● 化学農薬使用量、78~84%減の特別栽培米。(認証基準:化学肥料、化学農薬共に50%以上減が条件)

● 米ぬか、燻炭を田んぼに返す事で、微生物相改善、地力の回復改善、炭素隔離による二酸化炭素削減効果。

● 光合成細菌の培養液の散布、流し込みによって、有害物質の硫化水素やアンモニアなどを餌にして、分解し極上のアミノ酸に変えて、おいしいお米に仕上げる。

● 乳酸菌、納豆菌、酵母菌の培養液散布。有機質分解、抗菌、殺菌力を増し、農薬を減らしても病気に掛りにくい稲になる。

従来コシヒカリとは?

当園で取り扱っているコシヒカリは全て「従来コシヒカリ」と呼ばれるものです。

新潟県産コシヒカリには「従来コシヒカリ」と、いもち病に抵抗性を持つよう戻し交配により品種改良された「コシヒカリBL(Blast resistance Lines)」の2種類があります。(遺伝子組み換えによる品種改良ではありません)

新潟県では平成17年産から「コシヒカリBL」が一斉導入されました。
主な目的は

①コシヒカリの大敵であるいもち病に抵抗性のある稲にする=いもち病の防除回数が減り、農薬使用回数の削減につながる
②新潟県内でのみ栽培されているため、DNA鑑定により新潟県産であることを証明できる=産地偽装米の流通防止

現在では作付面積の9割は「コシヒカリBL」、1割が「従来コシヒカリ」となり、「従来コシヒカリ」は希少なお米となっています。

新潟県の発表によると、(財)日本穀物検定協会の食味試験では2種類とも同等の食味評価となっていますが、私共は食べ比べてみると、香り、甘み、粘りが全く違うと感じているため、昔ながらの「従来コシヒカリ」にこだわって作っています。